2004


Dec. 23: The Dark Roomと言うFlashで作ったらしいゲームなのだが面白い。
脱出系のネットゲームは幾つかやったのだが、これはパズルを解くやつ。
今の所、白い部屋だけが解けない。


Dec. 20: 色々な原稿が終わって気が抜け、昨日は知人と飲み明かす。
久しぶりのアルコールは心地良い。今年最後の商業誌の仕事は
Radio Comixの太目っ娘本"Poundcake"だった。この出版社は発行が
いつになるのかいつも判らないのだが、米国ゆえ無修正なので結局
日本では入手困難だ。


Nov. 23: いや、焦った。コミックマーケット67で、我TEAM SHUFFLEが
書類不備で落とされていたのを昨日気付いた。袋が同じなので、てっきり
受かっているものかと勘違いしていた(開封すらしていなかったので)。

サークルカットはいつもデジタルで描き、プリントアウトした物を申込書に
全面に貼っていたのだが、サークル番号部分への トーンや紙の貼り込みの
禁止事項がここまで厳しいとは思わなかった。

姉妹サークルのP商会も同じ方法で申し込みをしていたのだが、こちらは
受かっていた。ただし、コミケ側から注意を指摘する葉書きが届いていた。今回の
コミケ67は応募者も増えた上に開催期間が2日間と短いので、本来なら
書類不備で落選だった様だ。この葉書きでTEAM SHUFFLEの落選に気付いた。

今回は半卓だ。狭い。次回からは気をつけよう。


Nov.13: 11日、アラファト議長が亡くなられた。イスラエルの暴走を誰が牽制するの
だろう。パレスチナの今後が心配だ。


Nov.01: アニメソング続きで「銀河鉄道の夜」。買ったのは消費税が3%だった頃。
作曲は細野晴臣さん。宮沢賢治さんの原作をますむらひろしさんの漫画で
映画化した作品だった。登場人物達は全て猫人間で描かれている。
Nokto de la Galaksia Fervojo
特に印象的だったのが途中から乗ってくる青年家庭教師と、その教え子の姉弟
(印象付けの為か、彼らだけが人間)。三人は濡れた様に光っていて、少年は片方の
靴を履いていない。後にタイタニック号の遭難する場面がある。彼らはその犠牲者
だったのだ。サザンクロス駅で彼らは下車する。大勢の死者達が列を作り、輝く大きな
十字架に向かって行く。その場面でかかる曲が賛美歌320番「主よ みもとに近づかん
(Nearer, My God, to Thee)」なのだが、その曲だけはこのアルバムに収録されて
いない。残念だ。

私はキリスト教徒ではないが、この320番は好きだ。この「銀河鉄道の夜」を見て
気に入ったのだが、320番を聞くと彼らの遭難する場面が思い出され、条件反射で
思わず涙腺がゆるむ。

主人公のジョバンニだけが皆と違う特別な切符を持っている。彼だけは行く先が
違うからだ。青年教師と姉弟の登場場面でも暗示がある様に、ジョバンニと
カムパネルラが乗ったこの銀河鉄道とは、死者の乗る列車だ。カムパネルラが列車に
乗り込んで来た時も姉弟達と同じ様に濡れている"前振り"がある。カムパネルラは、
川で溺れた級友のザネリを助けた時、溺れ死んでいたのだ。これらの"前振り"や
"暗示"の技法は漫画を描く上でも参考になる良い例だろう。

この前TVでこの映画を放送していたが、今見ても非常に綺麗で良く出来た
質の高い作品だ。DVDは買っておこう。機会があれば原作の小説も読むべきだ。
当時の言いまわしは味わい深い。また、賢治はこの物語に何度も加筆・修正を
していて、版によって細かい所にかなり違いが有る。読み比べるのも面白いだろう。


Oct.31: 24日のみみけっとの日に、蒲田でついカッとなって買ってしまった。
Sherlock Hound
LPレコードも発売当時に買っている。今またハドソン婦人熱がめらめらと燃え上がる。
ホームズ本・・・いやハドソンさん本を出したくなる(売れなさそうだ)。
ちなみに「名探偵ホームズ」の海外での題名は"Sherlock Hound"だ。


Oct.28: 極太のごぼうが安かったので買ったのだが、これで金平を作ったら
大量に出来てしまった。適量をちょいと小鉢に盛って撮影。
Kinpira gobou
実際はこれの5倍程出来あがっている。
しばらくご飯のおかずは金平ゴボウだ。


Sep. 27: 25日、当サークル恒例のお食事会を新宿で行う。和牛しゃぶしゃぶと
すきやきとかに鍋です。その後、始発までファミレスで二次会。
とっても濃い楽描き大会でしたく(笑)。


Aug. 29: 今年の八月は猛暑だったり寒かったりコミケがあったり台風が来りと
色々せわしのない月だった。
13日には「私の8月15日展」を見に大田区へ。ちばてつやさん、村野守美さんらの
戦争体験を原画で見る。満州や台湾で育った漫画家が結構いらっしゃるのに驚く。
また、村野さんの意外な事実を知る。

15日の終戦記念日の夏コミはいつもより涼しく快適に参加出来た。いつも
これくらいの温度だと参加しやすいのだが(笑)。新刊の「桃庵 15」を頒布。

で、29日に再び有明へ出てコミティアワンフェスを見に行く。
てくてくてくてくてくてくてくてくてく・・・歩き回って疲れた。
久しぶりに水ようかんさんとあんくるさむさんにばったりお会いする。
何年振りだろうか。3人で何分も話し込んでしまった(笑)。
今回のティア徘徊目的の一つ、サークルJADE BLUEさん(有瀬美穂さん主催)の
SONG OF THE GAEAの1「正義のこたえ」と夏コミ新刊「囁くのは蝶の羽ばたき」を購入。
「正義のこたえ」以外の発行物は以前、既に全て購入していたので、今回ようやっと
全巻が揃う。読ませるケモノ作品だ。買っときなさい。
あと一つはあびゅうきょ公房さん(あびゅうきょ 亜風紀代さん主催)の
「フタナリ姉妹とネコ人間」。入場一番に向かったのだが、水ようかんさんとの
立ち話に夢中になり夏コミ新刊を買いそびれる。あーもぉ、自分の馬鹿馬鹿!。

ワンフェスで知り合いと合流。そのまままっつぐ大崎の居酒屋へ。
お腹一杯。


Aug. 07: タイカレーを作る。これはグリーンカレー。なかなか上手く作れた。
鶏肉、茄子、ピーマンに竹の子を、ココナツミルクとグリーンカレーペーストで
煮込めば出来あがりだ。ナンプラーと砂糖で味を調整。でも、値段がかかる
わりには、カレーの量が少ないのが残念だ。味は上出来。
Ggreen curry of Thai


Aug. 04: 先日、同人誌の原稿を入稿し、しばらく呆けていた。
これで15日のコミックマーケット66には新刊が出ているだろう。
ご寄稿頂いた作家さん達に感謝。


Jul. 27 : 「マシュマロ通信」サウンドトラックを入手。初回特典のポーチもある。
The Marshmallow Times!
TVアニメとして放送されているのにこのCDはインディーズとして売られている。
しかし、CD屋に注文したら5日で届いた。さっそくOP曲とED曲をMP3化しPCに保存。
しばらくは主題歌を聞きながらニヤついているだろう。


Jul.11: 8日、この日は朝から30度を超える暑さだったが、夕方に池袋で餃子オフ会。場所は
ナウなヤングカップルが大勢集うナムコ ナンジャタウン。野郎ばかりでぞろぞろ行くのも
なんだが、美味しい餃子につられ、300円払って入園。園内は昭和のレトロな町並みが再現
されている。餃子のテーマパークは各々の店が軒を連ねたアジアの屋台村の様だ。
Gyouza town
色々な餃子を食べ歩くもりだったが、とてもじゃないが全てを食べ切れず、
皆で幾つか選んだ餃子を分け合って食べ比べる。各地から選ばれた自慢の餃子だけあって
どれも美味い。肝心の餃子を撮り損なったのは痛い。

餃子で腹を満たしたあと、同じ施設内のアイスクリームのフードテーマパークへ移動。
そのイメージキャラクタだろうか、Dr アイリーが気になった。なんだかエロいぞ。
餅の様に伸びるトルコアイスのドンドルマを食べたが食感が良い。

園内施設やその他のアトラクションをちょろっと遊んでそのまま飲み屋へ。
途中、オタクショップで「マシュマロ通信」1巻をようやく購入。
飲み屋では、紙のランチョンマットに楽描きしつつオタク談義に花が咲く。


Jul.01: Charm the Cat の原稿を久しぶりにコミックハウスへ入稿してきた。
コミックTENMAの、おそらく8月か9月発売号に載せて頂けるだろう。


Jun.21: 19-20日、梅雨だと言うのに、ここ数日の晴天は何なのだろう。
ふらりと出歩いた昼下がり、デジカメの試し撮りに色々と撮ってみた。
アジサイ
ボクのレナモン
ジョナのアイスティー
・・・ヒネリが無い。


May.26: 新宿へ"APPLE SEED"を見に行く。コマ劇広場にトロイの木馬があった。
映画はと言うと、"INNOCENCE"より娯楽性が高く面白かった。ヒトミの顔に
違和感があったが、デュナンやブリアレオス、ランドメイトらが良く出来ていた。
特にESWATらのギュゲスや、デュナンのギュゲスDの躍動、多脚砲台などが
カッチョエエ!。また、オリュンポスの建物群の作り込みが良い。
OVAのやつ(APPLE SEEDの黒歴史)とは比べ物にならない程 良かった。

時間は100分ちょっとだったが、原作がそれに納まるはずが無いので
かなり割愛された設定や登場人物らが多かった。そもそも原作が未完だし。
しかし、この100分に良く納めたと言えるだろう。

上映前の10分も続くコマーシャルにいつも腹が立つ。料金を払わされてまで、
興味の無い映画の予告を延々と見せられるのは何とかならんのか。


May.23: 私の周りには、漫画家を志し、夢に向かって頑張っていた多くの漫画描きが
いた。出版社へ投稿を繰り返し、同人誌でも作品を発表していた。何度か雑誌にも載り、
単行本を出せるまで漕ぎ着けた者も何人かいた。そんな彼らから、漫画に対する
熱い話しを私は良く聞かされたものだ。

しかし、自分の描きたい物を描かせてくれないとか(商業誌ではそんなの当たり前
なんだがね)、精神的や、経済的、体力的、技術的に限界に来た、などを理由に、
この業界から去っていった知り合いも少なくない。無念であったろうと思う。夢破れ、
何年も描いてきた漫画から足を洗うのには余程の苦しい決断を下したに違いない。

同じ様に、漫画家を志しながらも結局漫画家にはなれなかったが、漫画以外の
絵を描く業界(ゲームの原画家やイラストレイター、絵本作家など)へ移った者も居る。

そんな彼らの中に、たまに見かけるのが「漫画なんてもう卒業だね」とか、「別に
漫画を描かなくても生きていけるし」、「漫画家が全てじゃないよ」などと 捨て台詞を
吐いていく者がいる。

私はそんな彼らを 見る度 会う度に思う。夢に挫折し、違う業種へ移るのは 確かに
かっこう悪いかもしれない。しかし、誰も責めたりはしないし悪い事だとも言わない。
これは漫画家と言う職業に限った事を言っているのではない。「夢だった職業に
つけなかった」と言えば良いだけの事。変な言い訳で取り繕う方がとてもカッコ悪いし
見苦しい。漫画家と言う「夢」を目指していた頃の彼らを知っているので、
そんな醜態をさらす彼らに 私は哀れみさえ感じる。

特に、この業界はそんな者が多いと思うのだが、それは私の気のせいだろうか。


May.06: 5月5日、ショタケット9に参加。新刊コピー誌「楽しいケモノの時間」を頒布。
POP'ROOMさんのコピー誌の依託を受ける。イベントに遅刻をしなかったのは久し振りだ。
ショタ系作家さんらと、浅草では有名なドジョウ料理店で打ち上げをおこなう。
ドジョウが美味かった。

一日遅れの端午の節句。
Kashiwa mochi


May.03: 4月29日、コミック・レヴォリューションに参加。新刊コピー誌"淫獣戯画"を頒布。
22日から来日し、すてけんさん宅へ滞在している米国人作家達(Todd Starrさん、Jay Naylorさん)と
イベント終了後に合流。大崎駅近くの飲み屋で打ち上げ。翌日は戸塚のすてけん邸へ出掛け、
すてコン'04に参加。5月2日までお泊り。アニメ談義に花が咲く(笑)。


Apr.22: 昨日発売された鉄人28号のシングルCDを購入。先々週から放送を開始した
テレビアニメ「鉄人28号」は深夜番組にも関わらず、今の所非常に質の高い作品だ。
昭和30年代を意識した造りで、当時の鉄人の印象を崩さず、以前見ていた人達と
それ以外の新たな視聴者をも楽しませてくれる。

先月終了した「鉄腕アトム」が今一つ盛り上がらなかったのは、変に作り直し過ぎたのが
あるだろう。また、米国での放送も絡んで、様々な表現の規制が有ったのも原因だ。
わたし的に「アトム」の失敗は、前作の曲の作り直しではCDが売れないとの事で新たに
曲を作りアイドルなどに歌わせた、"主題歌の変更"にも原因が有ると思っている。
「鉄人」の場合はそれをうまく補っており、あらゆる面でもアトムを上回っていると思う。

で、鉄人CDだが早速MP3に変換してPCに保存し、繰り返し視聴を楽しんでいる。

「鉄人」第二話放送終了後の4月15日、原作者の横山光輝さんがお亡くなりになりました。
ご冥福を謹んでお祈りします。


Apr.12: 11日、先週とはうって変わって暖かな日曜日。再び来日中の米国人らと、上野と秋葉原を散策。
上野の科学博物館なんて子供の時に来た以来だ。その後、秋葉原で同人誌探しのお手伝い(笑)。
おかげで私もちょっとはアキバに詳しくなった、かな?。


Apr.06: 4日、エイプリルフールに来日した米国人ケモノ作家らと、秋葉原のヲタクショップを散策。
冷たい雨で寒かったが、あちこちの熱い店を見てまわる。ヲタクパワーは世界共通の様だ。


Mar.26: "INNOCENCE"を観た。前作同様、やはり劇場版はキャラクタデザインがイマイチだ。
色々な文献からの引用や難解な言いまわしなど、退屈させられるシーンもあるが、
まぁ、つまらなくはない作品だ。娯楽を求めて映画を観る方にはすすめられないだろうが。
わたし的には押井守さんの作品は劇場版"うる星やつら"が頂点だ。
観終った後、釈然としない感じが残るのはいただけない。この不満感は何だろう。
いや、代金分の価値はある作品だがね。


Mar.25: 昨日、杉並で鶯の鳴き声を聞いたよ。春は近い。


Mar.01: 二月二十九日、当サークル恒例のお食事会をする。黒毛和牛ですよ!。


Feb.23: 有明で開催されたワンダーフェスティバルへ行く。
会場は西館で、参加ディーラーが減った様に思う。
B.M.W.(ビルド.マスター.ワークス)さんと知り合いのディーラーさんへ会いに。
B.M.W.さんの目的のケモノフィギュアをゲット。一人ニヤ付く。

先週、かぼちゃの甘辛煮松前漬けが上手く作れたので写真を撮ってみた。
かぼちゃを煮崩れさせずに煮れたのが嬉しい。勿論、味もばっちり。


Jan.28: 今年もまたケモノコンベンションのFurther Confusionに参加する。
期間は1月22から26日。場所はカリフォルニア州サンノゼ。渡米自体は22日から
26日まで滞在。今回もまた色々とあった〜(笑)。詳細は後日、レポートページにて。


Jan.20: 半年以上掛かってPSの「夕闇通り探検隊」を解く。
架空の町 陽見市(ひるみし)を舞台に3人の中学生+1匹が44の噂話を検証する
ホラーアドベンチャーゲームだ。実際は東京の日野市がモデルとなり、
ゲームに登場する場面も、実在する場所の写真を加工した物が多く使われている。
1999年発売のこのゲームだが、今 解いても非常に面白いゲームだ。
三者三様の視点から噂を検証する登場人物の切り替え方式が面白い。
遊んで行くうちにどんどん登場人物達に感情移入していく。
また、音楽も良い。効果音も怖く、ヘッドフォンを使ってゲームするのを
おすすめする。出来れば是非ともCDを出して欲しいのだが・・・。
ただ、マップが広大で全ての噂を検証するには攻略本が必要となるだろう。

このゲームを遊んだ方で、日野市近隣に住んでいるのなら以下のページを
見るとゲームをもっと楽しめるだろう。「夕闇通り探検隊」に使われた
実在の場所を探し出し、多くの写真を掲載している。
http://park3.wakwak.com/~kypyma/yuyami/
こちらはゲーム会社の夕闇通り探検隊公式ページ。
http://www.spike-online.net/yuyami/

18日に新宿で「ポポロクロイス物語(第二作目)」の最初の主題歌のCDを買う。
探しに探してようやく購入できた。ルルティアさんの「トロイメライ」と「月千一夜」。
良い曲だ。


Jan.09: 遅れ馳せながら、あけましておめでとうございます。
正月はあちこちほっつき歩いて過ごす。仕事しろって。
まぁ、今年も良い年にしよう。

冬コミは来て頂いた方々に感謝。多くの差し入れをありがとうございました。
今年もまたよろしくお願いします。

8日に、以前から欲しかった「エスパー魔美 オリジナルサウンドトラック-完全版-」を購入。
以前出たサントラには未収録だった曲を聴ける。このCDに耳を傾けると当時の映像や
記憶が色鮮やかに蘇る。この作品は原作版にもアニメーション版にも、かなりはまった。
さぁ、次はDVDだ。是非出してくれ。


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